持って生まれたものや金銭面は不平等かもしれないが、時間だけはみんなに平等に与えられているといった言葉を誰しもが一度は耳にした事があるだろう。
それを聞いた時みなさんはどう思っただろうか？
そんな時間について私の考えを書いてみようと思う。
人それぞれ寿命が違うから不平等？
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まず最初に思いつくのは人は一人ひとり寿命が違う。
その時点ですでに不平等じゃないかと思う人もいるだろう。
しかし少し考えてみてほしい。
世の中での一秒は一秒、一時間は一時間それは決まっている。
しかし私の感じる一秒や一時間とあなたの感じる一秒や一時間は本当に一緒なのだろうか？
仮に私が五十歳まで生きたとしよう。
あなたは百歳まで生きたとする。
しかし私があなたの感じる一秒を二秒に感じていたとしたらそれはどうだろう？
仮にあなたが百年かかって成し遂げたことを私が五十年で成し遂げたとしたらどうだろうか？
私が本当にあなたの感じる一秒を二秒で感じる事ができ、あなたの百年を五十年で経験できたとしたらそれは平等とは言えないのだろうか？
そもそも時間って何なの？
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とても難しい話になると思うのであまり考えたくはないし、どうせ化学っぽい話になっていくのはわかっているので、ざっくりした話をしたいと思う。
あくまでも私が思う時間というのは簡単に言えば人間が時の流れを把握するために勝手に考えた目安というか目印みたいなものだと思っている。
難しいちゃんとした言葉で言えば出来事や物事の変化を認識するための基礎的な概念らしい。
勝手に考えたみたいな言い方をすれば悪く聞こえるかもしれないが、世の中でもっとも必要で大切な決まり事だと思う。
概念とやらを時間という誰が見ても同じ速さで動くものに置き換え共通して生活しなければ世の中は成り立たないだろう。
時間や時計がなくとも月や太陽の動き、植物の動きや成長、何か移動する物の位置などで時の流れを感じることはできても、ただでさえこの複雑な世の中で人との待ち合わせの一つもできなくなるのではないだろうか。
例えば、昼に待ち合わせと言われてもあなたの昼はいつからが昼だろうか？
私の昼は太陽はあの辺なのだが・・・のようになるのは目に見えている。
だから私達はその目で見える変化を時間として捉えているのだ。
そう考えると時間とは、やはり出来事や物事の変化を認識するための基礎的な概念なのだろう。
もし時間という概念がなくなったら？
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先程言った通り世の中は間違いなく成り立たなくなるだろうが、少し別の目線の話をしたいと思う。
もしも世の中から時間や日付がなくなってしまったとしたらどういう現象が起きるだろうか？
人間の年齢とは言葉通り日々の積み重ねの一年単位で増えていく。
私達が生きている今の社会では一年先に生まれれば先輩で後なら後輩なのだが、そこから時間という概念がもしなくなったのならどう人間を区別するべきなのだろうか？
年齢は六十歳なのに肌年齢や血管年齢は四十代といったような診察をしていたテレビ番組を前に見た事があるが、もしも年齢を伏せた人間を千人ほど集め、医者などの診断などで体の変化や細胞や脳年齢で人を区別し分けたとする。
分け終わった後で年齢をいっせいに開示したとしたら、どのような結果になるのか非常に興味があり面白い結果になると思うのだが、こんな実験誰もしないだろう。
しかし私は、男性も女性も年齢通りに年をとる必要はないと思うし何歳になろうが綺麗な人は綺麗で、カッコいい人はカッコいいのである。
話が少しずれてしまったが、時間というものはやはり必要で生活していく中であらゆる目安になっており、それがなくなれば間違いなく今の世の中は壊れるだろう。
しかし、人間は賢い生き物だ。
時間という概念がなくなったとしても、また新たな時計にかわる概念を生み出すだろう。
まとめ
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読んで下さった方の中には、こいつ何言ってるの？
という内容だったかもしれない。
私が思っている事をそのままに書いた結果がこれだ。
自分が正しいだなんてことは思っていない。
しかし、時間という概念は今の世の中にも今後の世の中にも、必ず必要なものとだけは言っておきたい。
この記事を読んでいただいたみなさんは、どのようにお考えになられただろうか？
誰もが生まれた時から当たり前にあった時間、当たり前に流れていた時間、当たり前だったからこそ考える事も少なかったかもしれない時間のことだが、これを機にたまにでも考えていただき、みなさんの脳の刺激に少しでもなっていただければ光栄である。